地域住民の防災意識を高めるために、令和5年7月16日に小松川中学校にで待望の第一回合同防災訓練が開催されました。
この訓練は小松川中学校避難所運営協議会(平井三丁目自栄会、平井東自治会、ビューネタワー自治会)が主催、江戸川消防署と江戸川区危機管理部の共催により行われました。3町会に所属する各自治会員たちが4つの班に分かれて訓練を受けました。訓練内容は、身体防護訓練(VR体験車)、初期消火訓練、階段搬送訓練、そして避難所での防災アイテムの確認と多岐にわたりました。
特に、今年度新しく開校した小松川中学校の避難所開設の流れと校舎の防災設備や備蓄物資を確認することにより、地域住民に避難所の利用方法を広く知らせるとともに、住民相互の親睦と互助精神の高揚も図られました。参加者たちは猛暑の中でも頑張り、全ての訓練を無事に完了しました。
訓練の後、江戸川消防署災害対策調整担当課長の稲垣大祐氏が全体の総評を行い、閉会後には記念品の配布も行われました。
地域全体が一丸となって行う防災への取り組みは、将来の起こりうる災害に備える上で非常に重要であり、地域の安全・安心を築くために欠かせないものです。今回の訓練を通じて、より多くの住民が防災意識を高め、いざという時に備える姿勢を持てることを期待したいと思います。